Tカードプラス(SMBCモビット next)は、SMBCモビットの機能とTカードプラス(クレジットカード)の機能が一体となったカードです。
最短即日の審査回答が可能で、審査結果連絡はメールで通知されます。
一枚でカードローンとしてだけでなく、クレジットカードとしても使える大変便利なカードです。見た目がクレジットカードに近いので、周囲の目を気にせず利用できるといったメリットもあります。
ここでは、そんなTカードプラス(SMBCモビット next)について解説していきます。
Tカードプラス(SMBCモビットnext)の概要
カードの3つの機能
Tカードプラス(SMBCモビットnext)は、多機能を持つクレジットカードとして、次の3つの主要な機能を提供しています。
まず第一に、クレジットカード機能です。この機能により、日常の買い物やオンラインショッピングでの支払いがスムーズに行えます。
次に、カードローン機能(SMBCモビット)があり、緊急の資金が必要な場合に柔軟な借り入れが可能です。
審査結果は迅速で、最短即日に回答が得られる場合もあり、非常に便利です。
そして最後に、Vポイントカード機能です。この機能を利用することで、買い物ごとにポイントが貯まり、貯まったポイントを他の買い物で利用することができます。
これにより、還元率0.5%でお得に買い物を楽しむことが可能です。
SMBCモビットとは?
SMBCモビットはカードローンサービスの一種で、国の認定を受けた貸金業者が運営しているので、ヤミ金融などではなく安心して利用できます。
2023年7月1日に株式会社SMBCモビットが三井住友カードに吸収合併され、現在のSMBCモビットの運営会社は三井住友カードとなっています。
SMBCモビットのカードローン限度額は1~800万円で、契約者ごとに決められた限度額の範囲内であれば、必要に応じて何度でも繰り返し借りることができます。
実質年率 | 3.0%~18.0% |
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利用限度額 | 1万円~800万円 |
審査時間 | 最短30分で審査完了 ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があり |
即日融資 | 可能 |
利用対象者 | 年齢満20歳以上、74歳以下の安定した収入のある方 アルバイト・パート・自営業の方も利用可能 |
返済方式 | 借入後残高スライド元利定額返済方式 |
返済日 | 毎月5日、15日、25日、末日から選択 |
担保や保証人 | 必要なし |
発行会社とカードの特性
Tカードプラス(SMBCモビットnext)は、信頼と実績のある三井住友カード株式会社が発行するカードです。
国際ブランドとしてMastercardを採用しており、国内外の多くの店舗で利用が可能です。
年会費は無料で、使いやすさが特徴です。カードの利用限度額は、クレジットカードとしては10万円から80万円、カードローンについては1万円から800万円まで設定されており、幅広いニーズに対応します。
さらに、ETCカードも初年度無料で発行可能で、年2目以降は550円(税込)となっています。
これらの特性により、Tカードプラスは多様なニーズに応える便利なカードであると言えるでしょう。
年会費 | 永年無料 |
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ショッピング補償 | 年間100万円までのお買物安心保険 海外での利用および国内でのリボ払い・分割払い(3回以上)での利用のみ対応。 |
利用可能枠 | 総利用額10~80万円 カード利用枠(カードショッピング)10~80万円 リボ払い・分割払い利用枠0~80万円 キャッシングはカード発行後の申込になります |
支払い方法 | 1回払い/2回払い/ボーナス一括払い/リボ払い/分割払い |
支払い日 | 15日締め10日払い |
国際ブランド | Mastercard |
還元率 | 0.5%(クレジットカード利用200円につき1pt) Vポイント提携先店舗では追加でポイントを獲得可能 |
貯まるポイント | Vポイント |
審査速度の特徴
Tカードプラス(SMBCモビット next)は、非常に迅速な審査プロセスを誇ります。
審査速度の速さは、消費者にとって大きなメリットとなり、特に急ぎでカードを必要とする方にとっては魅力的な選択肢です。
最短即日の審査回答
Tカードプラス(SMBCモビット next)の審査結果は、最短で即日回答されることがあります。
これは、まずカードローン機能に関する第一段階の審査が、最短30分で完了するためです。
その後、クレジットカード機能に関する第二段階の審査が迅速に行われ、審査結果が速やかに通知されます。
これにより、利用者は予想以上の速さでカード発行の次のステップに進むことが可能になります。
ただし、即日発行はできないため、発行にはある程度の時間がかかる点は注意が必要です。
他のクレジットカードとの比較
他のクレジットカードと比較しても、Tカードプラス(SMBCモビット next)の審査速度は非常に早いと言えます。
多くのクレジットカードでは、審査に数日以上かかることが一般的であり、特に初めてカードを申し込む方や他社の借入がある方はさらに時間がかかることが珍しくありません。
それに対して、Tカードプラス(SMBCモビット next)は、審査の高いスピードを通じて、利用者の期待に応えることを重視しています。
これにより、審査に時間をかけたくない人や、すぐに利用を開始したい人にとって優れた選択肢といえます。
審査は甘いのか厳しいのか?
一般的なクレジットカードとの比較
Tカードプラス(SMBCモビット next)は、その審査プロセスにおいて他の一般的なクレジットカードと比較して進化したシステムを持っています。
このカードは、クレジットカード機能とカードローン機能を兼ね備えているため、審査の段階も二段階に分かれています。
第一段階はカードローンの審査で、ここでのスピードは最短30分と非常に早いです。
そして、第二段階のクレジット審査でも迅速な審査結果が提供されます。
これは、一般的なクレジットカードが数日から1週間程度の審査時間を要することが多いのに対し、Tカードプラスの審査は驚くほどスピーディーなのです。
審査が迅速であることから、審査が甘いのではとの声もありますが、二段階の審査を通過する必要があり、決して簡単に通過できるわけではありません。
審査基準と通過条件
Tカードプラス(SMBCモビット next)の審査基準は、他のクレジットカードと比較すると独自の要件を設定しています。
このカードでは、申し込み対象者が20歳以上で安定した収入があることが求められています。
さらに、専業主婦や無職の方の申し込みはできず、これは安定収入が審査の通過条件として重視されているためです。
また、他社での借入件数や金額を少なくしておくことも審査に通過しやすくするポイントの一つです。
カードローンの審査とクレジット審査の二段階を突破するには、申し込み時に虚偽申告を避けることや、過去6ヶ月以上の安定した収入を示すことも重要です。
これらの条件を満たすことが、審査に通過するための重要なポイントとなっています。
審査結果を早く知る方法
申し込みから結果通知までの流れ
Tカードプラス(SMBCモビット next)の審査結果は速いです。
そのため、申し込みから結果通知までの流れを理解することで、効率的に進めることができます。
まず、申し込みはウェブサイトから手軽に行えます。
申し込みフォームに必要な情報を正確に記入し、送信します。重要なのは、正確な情報を提供することです。
次に、審査は二段階に分かれており、第一段階はカードローン審査で、最短30分で結果が届きます。
続く第二段階のクレジット審査も迅速に行われ、結果が通知されます。
特に、審査においては他社からの借入件数や金額、そして安定した収入がポイントとなります。
現在SMBCモビットの契約がない方の場合は、まずはSMBCモビットを申し込む必要があります。
申込が完了するとSMBCモビットの審査が行われます。
無事審査に通過すれば、会員サイトにアクセスしTカードプラス(SMBCモビットnext)の申し込みに進みます。
会員サイト「Myモビ」にアクセスし、クレジットカードの申込をします。
ローンとクレジットの審査は別なので、それぞれの審査において必要な書類を提出する必要があります。
三井住友カード側が審査を行います。審査に通過すればカードが発行され、クレジットカード、カードローンの両方を利用できるようになります。
カードは三井住友カードから郵送で届きます。
モビットカード会員の方でないとTカードプラス(SMBCモビット next)の入会ができません。
モビットカード会員でない場合、「TSUTAYA発行Tカードプラス」を検討することもできます。
結果確認後の手続き
審査結果が通知された後は、次のステップとしてカードの発行手続きを行います。
審査を通過したら、必要書類を揃えて提出し、カードが発行されるのを待ちます。Tカードプラス(SMBCモビット next)のカードは、発行スケジュールが最短4営業日です。
審査結果を早く確認できた場合は、スムーズに手続きを進めることで、早期にカードを手に入れることが可能です。
さらに、発行されたカードに関しては、ETCカードの年会費が初年度無料であることや、利用額に応じたVポイントの獲得も視野に入れて、活用を始めることが大切です。
即日発行を活用するために
発行までにかかる日数
Tカードプラス(SMBCモビットnext)は審査にかかる時間が非常に短く、最短即日で審査結果を受け取ることが可能です。
ただし、実際のカード発行までには一定の準備期間が必要で、通常は最短で4営業日程度かかります。
したがって、重要な出費や旅行などの予定がある場合には、あらかじめ余裕を持ってカードの発行を依頼することが大切です。
また、申し込み内容に不備がないよう細心の注意を払い、スムーズに手続きを進めることが発行の迅速化につながります。
注意点と対策
即日発行を目指す際にはいくつかの注意点があります。
まず、申し込み時に正確な情報を入力することが重要です。誤った情報を提供すると、審査が遅延したり、場合によっては落ちる可能性もあります。
また、未払いのクレジットや他社からの借り入れの状況もチェックされるので、事前にこれらの状況を改善することをおすすめします。
最後に、Tカードプラス(SMBCモビットnext)の審査基準は一般的には厳しくありませんが、一定の条件を満たしていることが必要です。
安定した収入を確保し、他のクレジットカードやローンの利用実績を維持することで、審査通過の可能性を高めることが可能です。
Tカードプラス(SMBCモビット next) 審査基準や審査に落ちる理由
Tカードプラス(SMBCモビット next)の審査は三井住友カードが行います。
Tカードプラス(SMBCモビット next)を利用するには、カードローンSMBCモビットの審査、クレジットカードの審査の両方に通過する必要があります。
審査の流れとしては、まずSMBCモビットによるローン審査が行われ、その後三井住友カードによるクレジット審査が行われます。
銀行系のカードというと審査に厳しいイメージがありますが、実態としては銀行というよりは消費者金融が発行するクレジットカードに近いです。そのため、クレジットカード審査に関しても、審査基準は比較的緩い可能性が高いです。
Tカードプラス(SMBCモビット next)の審査に落ちるとすれば、次のような理由が考えられます。
- 収入が少ない(または安定していない)
- 信用情報がブラックである
- 他社からの借入額や借入件数が多い
- SMBCの社内ブラックである
- 収入が少ない(または安定していない)
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SMBCモビットはカードローンなので、借りたお金を返済するための最低限の安定した収入が必要になります。
収入がない方の場合だと、審査に通るのは難しいと考えられます。
パートや自営業など、一般的に収入が不安定な傾向にあるとされる職種の場合だと、他の要素との兼ね合いですが、審査に通りにくかったり、限度額が低めにされる傾向にあります。
- 信用情報がブラックである
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長期延滞や債務整理のような金融事故を起こし、その事故歴が信用情報に残っている方や、あるいは現在進行形で延滞をしているような方の場合は審査に通るのは難しいと考えられます。
信用情報とは、各個人のクレジットカードやローンの利用歴等が分かる情報のことで、クレジットカードやローンの審査をする際には必ず照会されます。
信用情報の事故歴は通常解決してから5~10年残ります。既に解決してから所定の期間を経過していて、信用情報から消去されていれば問題はありません。
- 他社からの借入額や借入件数が多い
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既に他社からの借入額や借入件数が多い場合は、延滞リスクが高いと見られて審査に落ちる可能性があります。
SMBCモビット nextは消費者金融に関連するカードなので、他社借入が多少あっても問題にならないことは多いと考えられますが、年収に対して既に借り入れが多く、返済に無理が生じかねないような場合は審査に落ちやすくなります。
- SMBCの社内ブラックである
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過去に三井住友系列のローンなどを借りた際に債務整理を行うなど、何かしら利用状況に問題があった場合は、社内ブラックになっている可能性があります。
社内ブラックは、各会社が社内で管理している過去に利用状況に問題のあった客のリストのことをいい、各会社の裁量で管理されるため信用情報とは異なり不透明な部分が多いです。
このような社内ブラックになってしまった場合は、信用情報に関係なくその会社のサービスの利用を拒否され、審査落ちになります。
社内ブラックが疑われる場合は、他社のローンを利用するしかありません。
- 多重申し込みをしている
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信用情報にはクレジットカードやローンの申込歴が半年間残ります。短期間にたくさんのローンやクレジットカードを申し込んでいると、審査落ちになる場合があります。
同様の理由で、同じカードやローンを審査落ち後に再申し込みする場合は、半年以上開けてから申し込まないと審査に落ちてしまいます。
SMBCモビットnext 在籍確認
在籍確認とは、申し込み者が本当に申告した勤務先に在籍しているかどうかを確認するためのものです。
カードローンやクレジットカードを利用する場合、審査の際に在籍確認が行われます。
特にSMBCモビットを含むカードローンの場合は、在籍確認を省いて契約することは基本的にできません。
SMBCモビットはWeb完結で申し込めば、書類によって在籍確認を完了させることができ、必ずしも電話による在籍確認は必要なく便利です。
Tカードプラス(SMBCモビット next)を発行する場合は、先述したようにSMBCモビットの審査だけでなく、別途クレジットカード(Tカード)を利用するための審査が必要です。
クレジットカードの審査の場合は、在籍確認は行われる場合と行われない場合があります。特にキャッシング枠を設定した場合は、在籍確認が行われることが多いといわれます。
もっともSMBCモビット nextの場合申込時にキャッシング枠の設定ができず、電話による在籍確認なしでクレジットカードの審査が完了することも多いと思われます。
ただし状況によってカード会社側が在籍確認が必要だと判断した場合は、在籍確認が行われる可能性もあります。
Tカードプラス(SMBCモビットnext)のメリットとデメリット
利便性と特典
Tカードプラス(SMBCモビットnext)は、クレジットカード、カードローン、Vポイントカードという3つの主要機能を兼ね備えており、非常に利便性の高い一枚です。
クレジットカード部分では国際ブランドとしてMastercardが採用されており、世界中で広く利用することができます。
また、年会費が無料であるため、維持費を気にせず利用できるのも魅力です。
特典としては、ETCカードが初年度無料で発行できることから、高速道路の利用が多い方にとって嬉しいポイントです。
さらに、Vポイントは200円で1ポイント還元され、日常の買い物や支払いでポイントを効率よく貯めることができます。
カードレスでも利用可能なため、カードによる財布のかさばりを防ぐこともできます。Tカードとの連携で、ポイントの二重取りが可能なのも注目すべき利点です。
サービス終了
しかし、Tカードプラス(SMBCモビットnext)は2024年9月29日(日)にサービスを終了する予定となっています。
このため、長期的な利用を考えている方にとっては注意が必要です。
サービス終了に伴い、ポイントの蓄積や利用計画を見直すことが必要となるでしょう。
特に、今後新たにカードを申し込む予定の方は、サービス終了日を考慮に入れた上で計画を立てることをお勧めします。
また、即日発行ができないというデメリットもあります。
多くの利用者が期待する「審査結果は速い」という点で、4営業日かかる発行速度にはネックがあるかもしれません。
さらに、還元率が他の高還元カードに比べて低く、旅行傷害保険などの付帯保険がない点もデメリットとして挙げられます。
アコムマスターカードと比較すると
Tカードプラス(SMBCモビット next)は、消費者金融とクレジットカード会社の2つの審査があります。
先に、カードローンの審査に通過しておくことが条件になるため厳しくなります。
しかし、アコムマスターカードはカードローンの審査は必要ありませんので、クレジットカードの審査に通過すれば発行してもらうことが可能になります。
そのため、審査だけを考慮した場合は、アコムマスターカードがよいでしょう。
※アコムマスターカードの概要は下記の通りになっています。
利用限度額 | 10万円~300万円/ショッピング |
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審査時間 | 最短30分審査回答 |
カード発行期間 | 最短即日発行が可能になっています。 |
審査会社 | アコム1社による独自の審査基準でカード審査を実施しています。 |
Tカードプラス(SMBCモビット next)の解約方法
Tカードプラス(SMBCモビット next)を解約したい場合は、次の「三井住友カード FOR YOUデスク」に連絡すれば、従来のモビットカード機能のみのカードに変更できます。
三井住友カード FOR YOUデスク
0570-004-980(10:00~17:00 年中無休)
SMBCモビットを解約したい場合は、次の「モビットコールセンター」まで問い合わせをしてください。なおSMBCモビット(カードローン機能)を解約してクレジットカード機能のみを使用することは出来ません。
モビットコールセンター
0120-24-7217 (9:00~18:00)