JR東日本のポイントサービスであるJREポイント。
比較的新しい共通ポイントですが、電車の乗車や店舗の利用など様々な場面で貯めたり使ったりできるため、なかなか便利さのあるポイントサービスとなっています。
今回は、そういった「JREポイント」の特徴について解説していきます。
注目のJREポイントって何?
JREポイントはJR東日本のポイントサービスで、2016年2月から開始されました。
駅ビル(アトレ、グランデュオなど)で貯めることができる「JRE POINT」、駅構内のコンビニや自販機などでたまる「Suicaポイント」などが統合し、より便利になりました。
なおこれにより「Suicaポイントクラブ」は2019年3月いっぱいで終了しています。
JREポイントの貯め方
Suicaグリーン券もポイント対象!JR東日本でお得な移動を楽しもう!
JREポイントに登録されたSuicaの入金残高を利用して在来線に乗ると、ポイントがたまります。
モバイルSuicaで50円当たり1ポイント、カードタイプのSuicaで200円当たり1ポイントとなります。
なおポイントをためるにはJRE POINT WEB会員になり、Suicaを事前に登録しておく必要があるので注意が必要です。
またSuicaグリーン券を購入した場合も、ポイントがたまります。
なお、私鉄やバスなどJR東日本以外の交通機関では、ポイントはたまらないので注意してください。
JR東日本のえきねっとがさらに便利に!JRE POINTとの連携でお得な特典が盛りだくさん!
「えきねっと」は、JR東日本が運営するウェブサービスで、指定席の予約など様々なサービスが行われています。
JRE POINTとえきねっとを連携させると、新幹線や特急列車の乗車、JRツアー、移動先での駅レンタカーでの利用などにおいて、JREポイントをためることができます。
えきねっととJRE POINTを連携させるには、えきねっとのマイページで行います。
JREポイントの使い方!Suicaを登録して、5万店舗で使えるポイントがどんどん貯まる!
JREポイントにSuicaを登録し、そのSuicaをエキナカ、街ナカなど約5万店舗の加盟店(上記マークを提示している店舗)で使用することで、ポイントが溜まります。
還元率は0.5%(200円→1ポイント)あるいは1%(100円→1ポイント)となります。
多数の加盟店があり、なかでも代表的な加盟店としては以下のようなものが挙げられます。
- イトーヨーカドー
- ヨークマート
- デニーズ
- 紀伊國屋書店
- 洋服の青山
- ヤマト運輸
他にもJR東日本グループの自販機や店舗、ホテルでも同様にポイントを貯めることができます。
駅ビルでJRE POINTカード提示でポイントGET!首都圏のアトレやグランデュオなど全国の人気駅ビルも対象!
上のマークがある駅ビルでJRE POINTカードを提示することでポイントが貯まります。100円当たり1ポイント(還元率1%)。
首都圏のアトレやグランデュオ、ビーンズ、nonowa、ラスカなどといった駅ビルに加え、MIDORI、CoCoLo、エスパルなどといった他の東日本地域の駅ビルが対象になります。
JRE MALLで買い物するだけでポイントGET!
JRE MALLでの買い物でも、JREポイントをためることができます。100円当たり1ポイントがたまります。
ポイントをためるにはJRE MALLのマイページからJREポイントを連携させる必要があります。
ビューカードでお得にポイントGET!
JR東日本の子会社である株式会社ビューカードが発行するクレジットカードであるビューカードを利用することで、JREポイントがたまります。
ビューカードでは利用額1000円当たり5ポイントのJRE POINTがためられます(還元率0.5%)JREポイントを貯めたい方は、このようなクレジットカードを発行すると、さらに多数のポイントをためることができます。
またビューカードを利用してSuicaにチャージすると、ポイントが通常の3倍たまる仕組みがあります。
【完全ガイド】JREポイントの使い方!初心者でも簡単にマスターできるテクニックとは?
JREポイントは1ポイント1円としてSuicaにチャージしたり、Suicaグリーン券に交換したりできます。
基本的にSuicaポイントと仕組みは変わりありません。
JRE POINTでSuicaをチャージ!手続きするだけで1ポイント1円で便利に利用できます
JRE POINTのサイトで手続きをすることで、1ポイント1円でSuicaにチャージすることができます。
チャージ方法はSuicaの種類によって異なる場合があります。
WEBサイトはこちら
⇒https://www.jrepoint.jp/
お得すぎる!JREポイントでSuicaグリーン券をGETしよう!
2018年3月から、JREポイントはSuicaグリーン券と交換できるようになりました。
Suicaグリーン券は、JR東日本が管理するグリーン車Suicaシステムを搭載した普通電車で使用できます。
交換に必要なポイント数は1枚当たり600ポイントで、一回につき10枚まで交換可能です。
えきねっとのJRE POINTで新幹線eチケットを特典チケットに交換しよう!
えきねっとにおいて、JREポイントは以下のような形で利用できます。
- 新幹線eチケットサービス、えきねっとチケットレスサービスにチケットを「JRE POINT特典チケット」に交換
- 新幹線eチケットサービスの普通車指定席をグリーン車やグランクラスにアップグレードできる「JRE POINT座席アップグレード」
- JR東日本の新幹線停車駅47駅からランダムに選ばれた4つの駅のどこかに往復旅行できる「どこかにビューン」
ポイントカードやアプリのバーコードで駅ビルでの買い物がスムーズに!
上記で紹介した緑のマークがある駅ビルにおける買い物で、1ポイント1円相当で使用できます。
JREのポイントカードのほか、ビューカード、JREポイントアプリのバーコード、LINEマイコードのいずれかを見せることで支払いが可能です。
首都圏のアトレやグランデュオ、ビーンズなど多数の駅ビルで利用できます。
JRE MALLでポイントを使ってお得に買い物!さらにふるさと納税もOK!
JR東日本が運営するECサイトであるJRE MALLで1ポイント1円相当で利用できます。
また、JREふるさと納税において使用することも可能です。
JREポイントで交換できる豪華景品!ホテル宿泊券やグルメまで多彩なラインナップ!
JREポイントはJRE POINT WEBサイトから様々な商品券やグッズなどと交換もできます。
Suicaのペンギングッズ、プラレールなどの鉄道グッズ、ホテルの宿泊券、グルメ、日用品など、景品の内容は多岐にわたっています。
まとめ
当記事では、JREポイントについて概要を解説しました。
鉄道での利用は言うまでもなく、町中のお店や駅ビルでもポイントが貯まるのはうれしいポイントですね。
楽天ポイントやPontaポイントといった大手の共通ポイントと比べれば少し物足りないかもしれませんが、普段からJR東日本や駅ビルを利用する人にとっては、利便性が高いのではないでしょうか。
まだ比較的歴史の浅いポイントなので、今後の更なる発展にも期待したいですね。