54歳頭金なしで4,080万円の住宅ローン審査に通った実話

頭金0円で住宅ローン筆者のひとりごと

長期延滞者でブラックだった私が、奇跡の復活を遂げ54歳で頭金無しで、国内最大手の住宅ローン専門金融機関「ARUHI」で、4,080万円の住宅ローンを組んで、築22年のマイホームを2019年4月手に入れた実話です。

築22年での金額にしては高いと感じますが、元々の持ち主は建設関係の人で、しっかりと造られており、それなりの評価も出ています。駐車スペースは普通車で8台分は余裕であります。

私が買う前の月まで4,550万円で売りに出されていた元競売物件ですが、私が内覧に行った時には、800万円引きの3,750万円の言うことなしの物件です。

どうして長期延滞者だった私が50歳代で住宅ローンを組めたのか?

どうして長期延滞者だった私が50歳代で住宅ローンを組めたのか?という疑問があると思いますが、私は、住宅ローンを組む2年前まで個人信用情報は真っ黒の長期延滞者でした。

18年間消費者金融やクレジットカード、銀行から借りたお金を支払っていませんでした

もう借金することは無いし、督促状もアコムから毎月送られて来るだけで、催促の電話も訪問も無かったので、気にもしていませんでした。

当然18年の間に、もう延滞の異動情報は消えたかな?と思い何社かクレジットカードを申し込んでみましたが、全て『審査の結果、誠に申し訳ございませんが、クレジットカードの発行をお見送りさせて頂きました。』との回答。

2017年にアメックスを申し込んでみたら『 この度は、アメリカン・エキスプレスのカードにお申し込みいただき、誠にありがとうございます。 カードの申し込み受付が完了いたしましたので、照会番号をお知らせいたします。 弊社から審査結果が届くまで、本Eメールを控えとして保管してください。 』とメールが届いたのには驚きました。

もう延滞の記録は消えたのだろうと思って、CIC・JICC・JBAの3社から個人信用情報を開示してもらいましたが、相変わらず信用情報は延滞の記録が残ったままでした。

この住宅ローンを組むまでは、延滞を始めた頃からして18年後なので、延滞を始めた時に直ぐ自己破産していれば、もっと早く住宅ローンも組めていたのだと思うと、『なぜあの時・・・』という思いで悔しいです。

延滞の異動記録を消すためにしたこと

延滞の記録を消すために、まだ記録が残っていた5社に対し『時効の援用』をしました。

まあ、時効の援用をしたおかげで住宅ローンまで組めるようになったのはうれしいです。

時効の援用とは、5年以上支払っていない場合の特権なのですが、5社に対して時効援用通知書を送って1ヶ月後CIC・JICC・JBAの記録から延滞情報いわゆるブラック情報は消えていました。

関連記事:自分でもできる時効の援用で借金を帳消しにする

マイホームを頭金も貯金なしで住宅ローンが組めた

マイホームをと金も無い上に、頭金0円で住宅ローンが借りれた道のりは長かったです。2017年に法人登記して、2年後に5,000万円の住宅ローンを組みたい!と税理士さんに相談しました。

なぜ5,000万円か?それは、ただ何となく・・・の5,000万円でした。

5,000万円の住宅ローンを組むために必要な所得が必要です。

一年目に700万円の所得になるようにしてもらい、5,000万円の住宅ローンが組める所得になりましたが、半年後に現金で中古住宅を買ってしまったのです。

便利の良い最高の場所でしたが、市街化調整区域ということで、土地390坪・建坪60坪で980万円で不動産売買情報サイトに出ていましたが、不動産屋さんが売り主と交渉してくれ、330万円で購入できました。

この時、現金支払いの強みを知りましたが、それなりの金額を出してリフォームしました。金額は秘密。

で、家を買う予定は全く無くなったのに、再度マイホームを買うことになった理由は、たまたまインターネットで見た物件が気になったからです。

それに取扱いの仲介業者が知り合いの、というより前の家を買った時の不動産会社だったのです。

内覧して20分で買うことを決めました。

買う決心したのは良いのですが、頭金となる貯金も無い状態ですので、買う条件は、『住宅ローンが通ること』のみでした。

不動産屋さんはARUHIを紹介してくれました。

ARUHI住宅ローン仮審査と本審査

住宅ローンを専門に取り扱うARUHIは、元々はソフトバンクグループだと聞いて、ちょっと引っ掛かったのは、時効の援用の中の1社にソフトバンクの携帯電話分割金も入っていたことでした。

結果は問題なしで大丈夫だったのです。

仮審査の流れ

ARUHIの仮審査結果は3日でした。

仮審査は結果が早い
  • step1
    仮審査申込み

    先ずはARUHIの事務所に行って仮審査を申込みます。
    ※源泉徴収票2年分と本人確認書類、印鑑が必要です。

  • step2
    聞き取り調査

    現在の借入れ状況を聞かれます。正直に話せば、解決策を教えてくれます。

  • step3
    仮審査結果

    仮審査の結果の連絡があります。私の場合、受付けから3日後に審査結果が電話で来ました。

私の場合の本審査での融資条件

所得から逆算して、住宅購入代金3,750万円と諸経費まで融資可能で、4,080万円まで可能ですと言われ、ARUHI融資条件に、現在あるクレジットカードのリボ払い分を完済することと、自動車ローンの完済が追加されました。

ARUHIが出した54歳の私への融資条件をクリア

ARUHIからの融資するための条件をクリアするために、相当苦労しました。返済期間については、80歳までに完済するためですので仕方ありません。

  1. クレジットカード(楽天カード)のリボ払い分の残高を0円にする
  2. マイカーローンの残高を0円にする
  3. 返済期間は25年

条件クリアのために苦労したこと

楽天カードの利用残高は150万円位ありましたが、リボ払いの残高は28万円位だったので、何とか清算しました。

一回払いと回数払いについては清算する必要はありませんでした。

リボ払いは、キャッシングと同じ扱い

自動車のローンは組んだばかりでまだ1回目の支払いも来ていないので、残高は400万円ちょっとでした。

日産の日産フィナンシャルで組んだオートローン残高400万円の清算は、日産自動車の協力なしではどうにもなりませんでした。

元々家を買う予定ではなかったので、日産セレナe-poworを中古で400万円のローンを組んだばかりで、私個人に名義変更もしたばかり。

約10万円の支払いがあると住宅ローン分15万円の支払いができないというのがARUHIの審査基準。

クレジットカードのリボ払いの清算と自動車ローンがなければOKという確約をもらい、400万円の自動車ローンの清算に集中しました。

一応ARUHIには、個人のローンを法人名義のローンに切り替えすればどうか尋ねました。それならOKです!と了承してもらいました。

選択肢は2通り

  1. 個人信用情報に記載されないところから400万円借りて清算
  2. ローンを法人に付け替える

先ず400万円現金を借りるのは無理なので、ローンの付け替えを模索しました。

個人のローン(名義変更済)を付け替えるためには、一旦日産に買い取ってもらい、その車を法人名義のローンで買い直すという提案を日産に持ちかけました。

この場合、当然日産側も買取りと販売の利益を取らなければなりません。

買取り⇒販売という形にしなければならないので、100万円位負担しなければならないと覚悟しましたし、日産の店長も「覚悟してもらえますか?」と。

日産の店長も、色々本社に掛け合ってもらえることになりました。

日産からの正式な回答

数日後、日産側の返答は、私個人のローンのキャンセル扱いし、法人でのローンに組み替えるという、思っても無い回答でした。

私が負担しなければならないのは、名義変更の手数料3万円程度のみ。

車庫は個人も法人も同じだったので、車庫証明を新たに取る必要はないことを初めて知りました。

ゴーンさんのことで日産への印象を良くしたかったのかは不明ですが、キャンセルしての組み換えはナイスでした。

ARUHIから、「自動車ローンの完済証明を提出すれば、融資を決定します。」との連絡。

完済証明が出せない日産フィナンシャル

日産フィナンシャルに完済証明を出して欲しいと申し出ましたが、キャンセルという扱いなので、キャンセル=元々の契約が無いということで、契約が無い完済証明は出せられないので、販売店から何かしらの証明をもらって下さい。とのこと。

日産の販売店の店長に、私個人の車のローンは完済されたと一筆書いてもらい、ARUHIに提出し、本契約までこぎ着けました。

住宅ローン融資実行の日

紆余曲折ありましたが、いよいよ住宅ローン融資実行の日、振込先銀行に売主・販売会社・司法書士が大集合。

住宅ローン融資実行までの流れ
  • step1
    ARUHIから振込み

    融資実行日の朝、ARUHIから4,080万円の振り込みが、私の個人口座に入金されます。疑問に思ったので、聞いたのですが、勝手に下すのはNG!

  • step2
    売主の借入先へ振込み

    自分で手続きする訳ではありませんが、販売会社(売主)が他の銀行から借入れしていたので、3,750万円の販売代金から、販売会社(売主)の銀行からの借入金残高を売主借入先銀行へ振込みます。
    3,750万円の内、残りを販売会社(売主)に振り込みます。

  • step3
    司法書士へ報酬の送金

    ARUHIから依頼された司法書士への報酬を振り込みます。

  • step4
    仲介手数料を送金

    仲介してくれた不動産会社へ仲介手数料を送金して、終了となります。
    4,080万円あった私の通帳の残高は、一瞬で45万円。

色々な手続きに2時間程掛かって、終了。

支払いを済ませた残りの45万円は自由に使って良いお金です。

一般的には火災保険料として使うのですが、クレジットカード払いで火災保険に入りましたので、私の場合は翌月の住宅ローンの支払い用に残しました。

後日、司法書士から登記簿謄本の原本が送られて来て、契約の全ての行程が終了しました。

最後に言っておきます

もし、あなたが長期延滞ブラックだとしても、諦めないで行動して下さい。

私の場合、50歳代で住宅ローンが組めて家を買えるようになるまでに、相当な遠回りをして来ましたが、皆さんには遠回りせず、一日でも早く延滞ブラックから抜け出して下さい。

信用が回復するまでに、数年かかるかもしれませんが、一日でも早く手を打つことがとても大事です。簡単に言っていますが、そう簡単に行動できない気持ちも十分理解できますし、私もそうでした。

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