あと払いPaidy(ペイディ)は、クレジットカードなどを持っていなくても、Amazonでの買い物やVisaマークのあるネットショップならどこでも、スマホだけで簡単に後払いができるサービスです。
ネットショップで使えるバーチャルカードは、ブラックであっても最短5分で、年会費無料の即日発行の後払いカードです。
さらにPaidyリアルカードを発行すれば、街のお店でも使えます。
あと払いPaidy(ペイディ)は、利用実績次第で限度額がどんどん増えます。
キャンペーンなどもおこなっているので、チェックしてみてください。
Paidy(ペイディ)とは
ペイディは、VISAマークのあるネットショップならどこでも利用できる、後払いサービスです。
サービスが開始されたのは2014年で、東京都に本社のある株式会社Paidyが運営しています。
Paidyは2021年にアメリカのPayPalに3000億円で買収されたことでも話題になりました。
クレジットカードなどを持っていなくても、スマホだけで簡単に後払いができるサービスのため、最近注目度が増しています。
Paidyは電話番号やメールアドレスの入力だけですぐに利用開始でき、その手軽さから人気があり、加盟店も増加傾向で現在はアマゾンをはじめ多くのネットショップで利用できます。
メールアドレスと電話番号だけでも利用できるペイディですが、本人確認をすることでペイディプラスとなり、分割手数料無料の後払いなど、様々な便利な機能も利用できるようになり、利用上限額も上がります。
Paidyのメリット
簡単に登録・利用できる
ペイディは電話番号やメールアドレスの入力だけですぐに利用開始できます。
クレジットカードの場合、様々な個人情報を入力して審査に通らないと利用できず、利用開始までのハードルが高いですが、Paidyはクレジットカード作成で必須となるような細かい個人情報は必要なく、メールアドレスと電話番号のみで使用できます。
そのため信用情報がブラックで、クレジットカードを持っていない方には特に人気があります。
本人確認を済ませればペイディプラスとなり様々なオプション機能が利用できますが、ペイディを利用する上で必須ではありません。
またクレジットカードのようにショップ毎に何度もカード番号やセキュリティーコードを入力する必要がないのも、便利なポイントとして挙げられます。
便利な後払いシステム
Paidyではその月に利用した合計額を次の月の1~10日にまとめて支払います。
例えば3月にPaidyで3,000円の洋服と5,000円の時計を購入した場合、4月の1~10日の間に合計金額8,000円を支払うことになります。
何らかの事情で手持ちのお金が足りない場合も、先に商品を購入し支払いを翌月に回すことができるので便利です。
年会費・手数料無料
Paidyでは年会費や発行手数料等は必要なく、滞納等をしなければ無料で使用できます。
なお支払い方法によっては、支払い時に手数料が必要になります。
様々なお店で使用できる
Paidyの加盟店は日に日に増加しており、多くの店舗で利用できます。
代表的な店舗としては、以下のようなものが挙げられます。
- Amazon
- ビックカメラ
- Qoo10
- 楽天ラクマ
- DMM.com
- SHOPLIST.com
- GLADD
- ヤマダウェブコム
- MAGASEEK
- MORECONTACT
- BUYMA
- DEAN&DELUCA
※楽天市場など、現状使用できないところもあります。
Paidyプラスにすればさらに便利
ペイディは本人確認なしで電話番号とメールアドレスアドレスだけでも使用可能ですが、本人確認を行うことで以下のようなメリットを享受できます。
- 3回後払い
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手数料無料の分割払いが利用できるようになります。お金が足りない時には便利ですね。
- 利用限度額がアップする
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ペイディプラスにすることで、利用限度額が上昇し、確認も可能になります。
そのため、より多くの買い物ができるようになり、思わぬところで注文のキャンセルを食らうこともなくなります。
- 予算額の設定
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予算額が設定できるようになります。予算額を設定しておくと、支払い金額が予算額に達した段階で通知がいくため、使い過ぎを防止できます。
なお予算額を超えても利用限度額の範囲であればさらに使うことは可能です。
- ペイディカードが利用できる
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ペイディカードとはVISA加盟のネットショップでペイディを使えるサービスで、実質的にクレジットカードのように利用することが可能です。
ちなみにリアルカードを申し込めば、実店舗でもペイディを利用できるようになります。
ペイディプラスは審査が緩め?
実質的にクレジットカードに近い形での利用もできるペイディプラスですが、審査は通常のクレジットカードより緩いとされていて、ペイディでの利用実績が重視されるといわれています。
そのため何らかの事情でクレジットカードを作るのが難しい方でも、ペイディを滞納せず利用していれば、プラスへの審査が通る可能性は十分あります。
ペイディは、信用情報機関JICCとCICに加盟していますが、現在延滞中の案件が無ければ審査落ちすることはないと思われます。
iPhoneを手数料なし36回払いで購入できる
「ペイディあと払いプランApple専用」に申し込むと、最大36回の分割払い(手数料なし)でiPhoneを購入できます。
iPhoneは高額なので、このような分割払いが使用できるのはありがたいですね。
- PaidyアプリダウンロードしてID作成。
- 個人情報登録を済ませる(免許証・顔認証・口座登録など)。
- Paidyあと払いプランApple専用の限度額を確認。
- Apple公式サイトからPaidyのApple専用でiPhone14 Proなどを購入。
- 下取りなし、あり・Apple careなし、あり
Paidyのデメリット
ポイントがつかない
通常のクレジットカードだと使用額に応じて、使用額の0.5~1%程度に相当するポイントが還元されますが、Paidyにはポイント還元がありません。
そういう意味ではペイディはクレジットカードをより便利かつ手軽に使えるようにした一方、ポイント還元を犠牲にしたようなものといえます。
そのため、すでにクレジットカードを持っている方は、わざわざペイディを使う必要性はないかもしれません。
審査や利用金額上限がある
ペイディにも審査や利用上限額があり、完全に自由に使えるわけではありません。また、審査や利用上限額はペイディ(ノーマル)とペイディプラスで内容が異なります。
ペイディ(一般)の場合
一般の方の場合はメールアドレスと電話番号だけで決済が可能なので、実質的にいわゆる審査はないようなものです。
ただし一般の方ではアカウントごとに利用限度額が決められていて、1回の利用ごとに注文が適切かどうかのチェックが入ります。
そこで利用限度額をオーバーすれば注文がキャンセルされてしまいます。
利用限度額は公開されていませんが、利用実績に基づいてアップするものと思われます。
またペイディでは換金性が高いものの購入を禁じられているため、何度も同じものを購入したりするとそういった部分で疑われて注文がキャンセルされる場合もあります。
このようにペイディでは利用限度額がユーザー側からは確認できないため、思わぬところでキャンセルされる場合もあり、不便だと感じる方もいるかもしれません。
ペイディプラスの場合
一方でペイディプラスになる際にはいわゆる審査が行われます。
クレジットカード等の審査ではCICなどの信用情報機関からの情報を元に判断していますが、それと同じようにペイディプラスの審査でも、CICのデータに基づいた調査がなされます。
審査に通って無事ペイディプラスになれば、利用限度額がわかるようになり、その範囲内であれば自由に使えるようになります。
審査基準は公開されていませんが、基本的に審査はクレジットカードの場合のように厳密な審査はしておらず、緩めだといわれており、ペイディでの利用実績があれば通る可能性は高いようです。
支払いが滞るとペナルティが課せられる
ペイディでは支払いが滞るとペナルティが発生します。督促がきたり、遅延損害金や延滞金が科される場合があります。
そのため、必ず支払いは期日までに忘れずに行うか、支払い方法を口座振替に設定して自動で引き落としされるようにしておきましょう。
支払いを忘れてしまうと、思わぬ形で督促につながったり、延滞金が科せられる可能性があるというのも頭に入れておく必要があります。
ちなみに2か月以上支払いが滞ると、未払い分を請求されることに加え、ブラックリストに入れられてしまう恐れもあります。こうなると金融事故となり、信用情報にも傷がついてしまいます。
くれぐれもこのようなことにならないよう、支払いは忘れないように、かつご利用は計画的に行いましょう。
Paidyの具体的な利用方法
ショッピングでの利用方法
SMSから確認コードが送られてきますので、指示に従って入力してください。
支払い方法は次で紹介しています。
支払い方法
ペイディにおける支払い方法は以下の4種類があります。
- 口座振替
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ペイディアプリから銀行口座を設定することで、毎月自動的に料金が引き落とされます。手数料は無料で、引き落とし日は12日が基本です。
- 銀行振込
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アプリで「お客様専用振込口座」を確認し、指定の口座に代金を振り込みます。支払いは毎月10日までに行ってください。
金融機関によっては振込手数料が別途かかってきます。
- コンビニ払い
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コンビニのレジでアプリの画面を見せるか、メールやSMSで送られてくるお支払い受付番号を用いて支払いを行います。
ローソン、ファミリーマート、セイコーマート、ミニストップの各コンビニで支払いが可能です。支払いは毎月10日までに行ってください。
手数料として別途356円が必要になります。
- すぐ払い
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翌月を待たなくてもコンビニで料金を支払うことができます。なおすぐ払いを利用するには支払い方法を銀行振込もしくはコンビニ払いにしておく必要があります。
支払い方法のおすすめは口座振替で、自動でPaidyが口座から現金を回収してくれるため、うっかり支払いを忘れてしまう心配がありません。
またコンビニ払いや銀行振込と違い、手数料がかからないのもメリットとして挙げられます。
分割払いについて
本人確認を済ませてペイディプラスになれば分割決済が可能になります。
分割決済は3回払いが基本ですが、Amazonでは6回の分割決済も可能です。
分割決済時の手数料は必要ありません。
※ペイディカードで3回後払いを利用する場合、店舗での購入時には分割払いを選択せず、購入後ペイディアプリで後払いに変更します。
本人確認方法(ペイディプラス申し込み)
ペイディプラス申し込みのための本人確認は運転免許証またはマイナンバーカードで行うことができます。手順としては以下の通りです。
申し込みはアプリから簡単に行うことができます。
本人確認は顔写真入りの運転免許証またはマイナンバーカードが必要になります。
本人確認のための顔写真をスマホで撮影します。指示に従って撮影してください。
最後に必要事項を記入し申し込み完了です。
Paidyを解約したい場合は?
解約はお問い合わせフォームから行います。
フォームに解約希望と記入し、登録している電話番号とメールアドレスを添付して送信してください。
※利用金額がアカウントに残っている間は解約できませんので、支払いを全て済ませてから解約してください。
Paidyよくある質問
Paidyのことを電話で問い合わせたいのですが?
0120-971-918(フリーダイヤル)にお電話ください。
Paidyが使用できるデバイスや端末は?
各種PCやスマートフォン、タブレット等で利用できますが、支払いの際にはSMSを受信できる環境が必要です。
Paidyでの注文をキャンセルした場合はどうしますか?
注文した商品をキャンセルした場合、販売店からペイディに通知が行き、その通知が届いた時点で請求に反映される仕組みになっています。キャンセルが請求に反映されない場合はまず販売店に問い合わせてみるのが良いでしょう。